第3回 室蓬カレッジ「骨寺村の研修」
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第3回室蓬カレッジが7月20日(水)に行われました。今回は移動研修として骨寺村荘園交流館に行きました。
最初に学芸員の西さんから、骨寺村の歴史等について、以下のような説明を受けました。
- 「紺紙金銀字交書一切経」完成の功績により、自在房蓮光が経蔵別当に任ぜられ、骨寺村が荘園として室町時代まで受け継がれたこと。
- 当時の絵図により、東は鑰懸、西は山王窟、南は磐井川、北はミタケ堂馬坂の範囲だったこと。
- 骨寺村は、イグネに囲まれた屋敷、小さな水田や曲がりくねった用水路等、800年もの昔からある価値ある農村の風景を今もとどめていること。
- 現在、保存活動を行っているが、高齢化に伴い、それが年々厳しくなってきていること。
この後は、交流館にある立派なホールで映像を見ました。車で回っても実感はわかないのですが、空撮が多かったので、広がりや奥行きが感じられてとても良かったです。 最後にバスで荘園内を巡りました。今回は特別にバスで入らせていただきました。電柱もなく、確かに800年前にあった景色を感じることができました。一関に住んでいながら、良く知らなかった骨寺村の事を知ることができてとても良い研修になりました。