将来像・取組
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猿沢の将来像
【スローガン】癒しと緑の郷~猿沢~
計画の構成 猿沢のまちづくりは「コミュニティ(地域社会)」がすべてにつながる土台と考え、その土台をしっかりと構築し、将来像実現のための事業を分野ごとに区分し取り組んでいきます。 |
まちづくりアンケート集計結果より
※猿沢をイメージする色は「緑」 猿沢をイメージする花は「桜」
地区の課題
少子化と人口減少
少子化により平成26年3月猿沢中学校が閉校となり、67年の長い歴史に幕をおろしました。猿沢の魅力の一つでもあった、保育園、小学校、中学校が隣接し、子ども達の成長が目に見えて感じられた光景も、閉校により中学生の姿が地区から消え、関わりも少なくなりました。担い手の不足により伝統文化の継承も薄れ、休止状態になっているものもあります。
また、地区全体の人口は1年で約1.5パーセント(約30人)の割合で減少しており、子育てしやすい環境や雇用の場、若者が地元に定着したくなるような魅力ある地区が求められています。
進む高齢化
65歳以上の一人暮らしや高齢者のみの世帯が地区の22パーセントを占め、今後はさらに増加していくことが予想されます。進み続ける高齢化に対応できる地区での取り組み(見守りや移動手段の確保、生活サポートなど)が必要となっています。
「人」とのつながり
就労形態や個々のニーズが多様化し、コミュニケーションの不足が問われている中で、地区民一人ひとりが安心・安全に、笑顔で暮らせるように、自分たち目線での防犯防災への備えと体制づくりが必要です。情報交換や交流の場を通じて、優しく寄り添い、支え合う、猿沢の現状に見合った組織の運営が必要になると考えられます。
私たちの具体的な取り組み
計画はおおむね5年間で、期間は短期を1~3年、中期を3~5年、長期を5年以上とし、随時見直しをしていきます。 |
①コミュニティ 「おすそわけの気持ちをいつも心に」まちづくり
地区行事・イベント
役員・組織
交流の場
情報発信
商店街
②子ども健全育成 「夢語り(さるがたり)」~夢を語れる子供たちに~
居場所
家庭環境
見守り・環境
連携
③安心・安全・交通環境 「生涯元気に暮らせるまち 猿沢」
猿沢地区各世帯に配布された「平成22年度いちのせき元気な地域づくり事業」で自主防災組織、自治会の代表等で作成した「猿沢地域防災マップ」 |
防犯
防災
交通環境
公共交通
④生活・産業・働く場 「交流の場を活かし ~人・モノ・金づくり~」
商工業
農林業
雇用・就労形態
⑤歴史・文化と地域資源 「役者ぞろいのまち 猿沢」
伝統・文化
名物・名所
⑥保険・福祉・医療 「人生の楽園 猿沢」
健康管理・介護予防
交通環境
独居世帯支援
障がい者支援
「まちづくり計画」策定の結びに
まちづくり計画の策定に伴い、より多くの地区民の意見や思いを求めアンケートを実施しました。地区の皆さんの意見を集約し積み重ねたものを基に、猿沢に済み、生活している私たちが、自分たちの現状を踏まえた目線から目標とする猿沢を見すえて、この計画を策定しました。
しかし、「まちづくり」は計画策定で終わりではありません。むしろ“ここから”です。大切なのは実行することです。計画に基づいて、「進み」「振り返り」「見直し」をみんなで決めて、みんなでやっていくことです。
猿沢の未来の子ども達のために、そしてここに住む私たちが笑顔で暮らせるように、癒しと緑の郷~猿沢~を目指して、わくわくするまちづくりを続けていきたいと思います。