先進地視察研修に行ってきました!~農村RMO への取り組み 江刺伊手地区~

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 令和4年から農村RMOに取り組んでいる奥州市江刺区伊手地区に行ってきました。(参加者22名)伊手地区は農水省が始めた農村RMOの1期生です。今年で最終年の3年目を迎えています。規模的には猿沢と同程度の集落で、状況も似ていることから、とてもよい研修先になりました。
 当日は、伊手地区振興会事務局長(伊手地区センター長)兼伊手農村農業活性化協議会事務局の境田洋春氏より説明を受けました。初めての取り組みということで、苦労なさったようですが、その分、成果も出ているように感じました。説明の中で、農地について、利用できる農地と利用しない農地を決めていくという切ない話を聞き、苦しい選択を強いられている現実が伝わってきました。猿沢も同様に、高齢化、過疎という現実があります。やむを得ない選択する時が来るように思います。
 さて、具体的なRMOへの取り組みですが、有害鳥獣への取り組み、ボランティア送迎「いで・ごー」のスタート、旧伊手小学校の活用など、工夫しながら行っていました。
 現在、担い手はどこも不足していますが、その中で若い人が農業をしたくて移住したという話があり、とてもうらやましく感じました。地道に取り組んできた成果だと思います。着々と新しい芽が出ている感じがしました。伊手という地区にかける思い、熱がひしひしと伝わってくる話で、こちらも頑張らなければと思いました。
 素晴らしい研修になりました。伊手地区のみなさん、ありがとうございました。

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